2008年2月10日日曜日

NHKスペシャル 闘うリハビリ

脳梗塞で麻痺しても、その後機能を改善する可能性があるという報道があった。

一般的に脳がつかさどると考えられているからだの機能の一部が、何らかの病気や外傷などによって失われると、体に麻痺などの症状がのこる。でも、本来の機能回復を目指すことにより、体の神経は別の道を求めて修復作業を進めるという内容だ。

人間は可能性の存在だ。

その可能性を促進するためには何が必要なのか?

麻痺のある手を使おうとするといやになってやめてしまう。その心理学的な面に目を向け、アメリカで開発された療法が紹介された。強制して麻痺した部分を使うようにしてみるCI療法というものだ。
6時間以上2週間にわたって訓練をする。わずかにつながった脳への神経を活性化する。脳の中で生きている部分がだめになった部分を補おうとする。この動きを活性化するのだ。

日本ではCI療法は5年前から行われている。
麻痺した腕が、10度以上曲げられる人が対象らしい。自由に動くほうには手袋をして使えないようにする。16項目にわたってさまざまな動きを強制される。
患者は、疲れると訴える。
が二週間続けると、明らかに運動機能の回復が見られる。

現実には、このCI療法からその後のリハビリが必要だといわれる。

アメリカでは、エキサイトというリハビリの追跡調査が続けられ、その効果の確認をしているという。

生きているうえで、自分が少しでも、成長・回復しているという機会を得られることは大事だ。そしてそれが、自らの尊厳とプライドを尊重しつつ行うにはどうしたらよいのかを考えていくべきだ。

0 件のコメント:

ヘルスバッグ S チェック

ヘルスバッグ S…

¥18,690(税込)

ヘルスバッグ S チェック
ヘルスバッグ S チェックをカートに入れる