2008年2月9日土曜日

認知症の兆候と対応

同じことを言ったり、聞いた入りする。ものの名前が出てこなくなった場合、精神科、神経内科、脳外科、物忘れ外来で診察を受ける。
アルツハイマー病研究会会員認知症診療施設

どんな変化がいつごろからあるか?気づいたのは誰か?他に気になる症状は?既往症は?どんな薬を現在飲んでいるか?肉親の病歴は?というところだ。
症状としては、以下のとおり
出来ていたことが出来なくなった(計算、日常の仕事)、時間や場所の感覚がわからなくなった、慣れているところで道に迷った、ささいなことで怒りっぽくなった、いぜんよりもひどく疑り深くなった、日課をしなくなった、身だしなみに気をかけなくなった、すきだったものに対して、興味・関心がなくなった。同じことを言ったり聞いた入りする、最近の出来事が思い出せない、ものの名前がでない、人と会う約束や日時を忘れる、大事なものをなくしたり、置き忘れたりする。水道やガス線の閉め忘れが目立つ。

認知症のチェックテストなどの検査を受ける。
認知症と診断されれば、今後の見通しや治療方針を聞き、必要に応じて、介護保険の認定を受ける。

本人への告知すると、積極的に予防や治療に取り組むようになるケースがあるが、逆にパニックになる場合もあるので、気をつける。
要点を絞ってゆっくり話す。いらいらしたり、どなったりしてはいけない。語らせておき、訴えには逆らわず、間違いは許容して、その気持ちを知ることが必要。自尊心を傷つけない。
対応については
ぼけ110番による無料の電話相談「ぼけ110番」(休日を除く月・木曜10時~15時。専用番号0120・654874)
明日の看護を考える会 http://www.asukan.jp/index.html

認知症に対応した介護サービスを受ける場合、介護保険の認定を申請する。
認知症に対応した施設は、グループホーム、介護老人福祉施設、介護療養型施設、ケアハウス、有料老人ホームだ。
認知症に対応した介護サービスは、訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、デイサービス、ショートステイ、居宅療養管理指導。
なかでも、「認知症対応型通所サービス(認知症デイサービス)」は、日中施設に通い、入浴や食事、レクリエーションや機能訓練などを受ける日帰りのサービス。自宅まで送迎もしてくれる。「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」も検討する。認知症を持つ高齢者が9人以下の少人数で共同生活をしながら、入浴、排泄、食事などの日常生活上のお世話、機能訓練をしてもらえる施設で、形態としては、民家型、アパート方、ミニ施設型など、さまざまだ。

判断力の低下は、悪徳商法にだまされないか心配な場合、成年後見制度を利用して、本人に変わって法律行為を行う。法廷後見制度と任意後見制度がある。また法廷後見制度は、後見、保佐、補助の3つに分かれ、判断能力の低下の程度など、本人の事情に応じて制度が選べる。法廷後見制度では、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人(成年後見人、保佐人、補助人)が、本人の利益を考えながら、代理となって解約などの法律行為を行い、安心して生活できるように支援する。
任意後見制度は、本人が十分な判断能力があるうちに、将来、判断の雨竜区が低下することを想定して、あらかじめ自分が選んだ代理人(任意後見人)に、自分の生活や財産管理に関する事務を任せるもの。

金銭管理が心配な場合、地域福祉権利擁護制度を利用する。地域福祉権利擁護センター。福祉サービスを利用したい場合のサービスの種類や手続き方法がわからないときに、情報提供やアドバイス、苦情の解決の手助けをする。
日常の金銭管理サービス。預貯金の引き出しや公共料金の支払いが出来ないときなどに、金融機関に行って支払いや受け取りの代行をしたり、生活費チェックなどをしてくれる。
書類などの預かりサービス
通帳や印鑑、年金証書、各種権利書などの重要な書類を預かり本人に代わって保管してくれる。

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