2008年1月14日月曜日

高齢者の心の老化

心の老化は、脳細胞の老化やストレスによって心の症状として現れるらしい。高齢になって、ひがみっぽくなった、怒りっぽくなったなどの性格の変化も、心の老化現象のひとつだそうだ。
記憶力 老化によって記憶力は衰えやすく、特に新しいことを覚える習慣の無い人は衰えのスピードも極端に早いという。
性格 被害妄想が強くなったり、逆に穏やかになったりと、人によって変化の様子は異なるそうである。
感情 やる気や情熱は年をとるとともに弱まっていくというのは今の自分ですらそうだし、もちろん、忍耐力も弱くなるというのも理解できる。。

また、喪失体験というのは心に大きな影響を及ぼすらしい。これも実感できる。高齢者の場合で起こりがちなことは、定年退職によりその職場で持っていたすべての人脈や権限を失うことや、友人や家族が死んでいくことだというが、それも理解できる。さらに、今まで自分で出来ていたことが老化現象や病気によって自分で出来なくなると、将来への不安が大きくなり、うつ状態に進展するケースがあるそうだ。
高齢者のうつ病の特徴は、生きがいやあらゆるものごとへの興味の喪失、漠然とした不安感を訴えるケースが多いとことだ。不眠、倦怠感、食欲不振などの、身体症状が目立つことも特徴だ。みんなが悪口をいっているというような被害妄想にまで発展することもあります。
そのため、認知証と誤解されやすく、周囲があまり関心を向けないために、自殺医いたるケースもあるらしい。うつ病はきちんとした治療で回復します。なるべく早く抗うつ剤の服用などの治療を受けることがいいらしい。また、がんばれというはげましやもっとしっかりしてなどというしかりつけは逆効果。のんびりやりましょうと心を落ち着かせるように促すことが必要。
うつチェック
毎日充実感がなく、投げやりになっていないか?
ものごとに興味が持てないようになっていないか?
今まで楽しんでいたことが、楽しめないようになっていないか?
自分は役に立たないと感じ、役割意識がなくなっていないか?
身体がいつも疲れたようにかんじていないか?

年をとるにつれて睡眠に変化が現れ、全体的に睡眠が浅くなり、断片的になるような睡眠障害が起こる。これも重度であれば、精神科や心療内科を受診すべきだ。無呼吸症候群というものも疑ってみる必要がある。不眠を改善するには、昼間積極的に活動すること、日中に光をたくさん浴びること、眠くなってから布団にはいることを実践していくことが必要である。

体の自由がきかなくなり、孤独は不安を感じることが多くなる。その不安が大きくなると、時に日常生活に支障をきたすことがあるという。「不安障害」現実とは関係なく、いつも不安感や心配事があり、必要以上に恐怖を感じてうまく行動できなくなる。また、時間や場所を問わず、突然強い不安や恐怖感に襲われ、同時に同期や発汗、ふるえ、冷や汗、息苦しさ、胸痛、吐き気、めまい、死への恐怖感、しびれなどという症状がいくつか現れる「パニック障害」という病気もある。
1回の発作は30分くらいでおさまるが、しばしば繰り返すことがあり、再び発作が起こるのではないかという不安を感じるようになる。これらの症状が現れるときは、必ず専門医に相談して、抗不安感などを処方してもらう。
神経症には、社会不安障害(恐怖症)、強迫性障害()、心気症(体の不調を重病と思い込む)がある。
幻覚、幻聴は、女性に多いらしい。
聴力や視力などの感覚器の障害から、認知力は判断力にゆがみが生じるとも考えられている。
幻覚は幻聴が多く、自分の悪口をいわれていると思い込んで訴える。一方、妄想は頭に浮かんだ考えを強く信じ込み、まわりの人がいくら説得しようとしても聞く耳を持たない。財布や通帳などの大切なものを盗まれるといった被害妄想が多い。
幻覚も妄想も本人にとっては、今まさに体験しているまぎれもない現実だ。だから、訴えている内容に対して頭ごなしにひていしたりすると、状況をさらにあっかさせるだけだ。物がなくなったと訴える時には、まずは一緒に探してあげるといいでしょう。
一人で暮らしていたり、親しい人や家族がいないなど、社会的に孤立した状況にいる人が多いといわれている。
性格的には、もともと猜疑心や被害者意識が強い人が多いらしい。
感覚障害、難聴や視力しょうがいなどの感覚器官に障害を持つ人が多く、これが社会的な孤立をいっそう深めている。

せん妄 一種の意識障害で、昼間はいつもと同じようにまわりの様子がよくわかって落ち着いていたものの、夜になったら突然そわそわと興奮状態に陥り、話がまったく通じないような状態になる。
夜になってせん妄が現れるときは、「夜間せん妄」といわれています。
せん妄があると、意識障害のために、集中力や注意力を保つことができず、任地証と間違われやすいのですが認知症よりも急激に発祥するのが特徴のひとつだ。また、飲んでいる薬が原因になることもある。せん妄の症状が現れるときは処方されている薬を確認することが必要。
発祥したら、明かりをつけて片をゆするなどして目を覚まさせ、気分を落ち着かせるようにしましょう。
せん妄に伴う症状としては、記銘力障害、見当識障害(日付や時間、今いる場所がわからなくなる)、集中困難(会話や行動にまとまりがなくなる)、気分や感情の不安定(寝ぼけている状態から、突然、興奮・・攻撃。怒り・恐れなどの感情を前面にあわらわす)、他動(体を動かし、落ち着かない)、5睡眠障害(夜は興奮状態で一睡もせず、逆に昼間は寝る)、錯覚や幻覚(天井や壁の汚れをねずみだと主一混んだり、ちょっとした物音が自分を脅迫する声だと間違えたりします)

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