2008年10月15日水曜日

高齢者をめぐる社会的な動き  円高還元セール実施=年金支給日割引も―ヨーカ堂(時事通信�

昨今、高齢者をめぐってさまざまな動きがある。

後期高齢者保険により、特にご年配のかた、あるいは体調の悪い高齢者を看病している方の負担が大きくなっているということだ。どうして、こんなに弱者を社会的なお荷物のような形でセグメントしたのかよくわからない制度だ。

今日、舛添大臣がそれをパロディ化した絵を作ったということで国会の訴求を受けていた。でも、表現している手段は風刺的だが、風刺特有の正しさがある。風刺は庶民の武器だと思うから、大臣の行動として正しいかどうかちょっと戸惑うところもある。でもそれは別として、その風刺の内容は庶民の心をよく代弁しているも見える。


ここのところのアメリカ発金融津波のせいで、多くの資産を失った高齢者も多いらしい。日本の国民の金融資産の1500兆円のうち、60%はお年寄りのもの。今回の株価の下落が、40%超え、新興国株においてはさらに大きいということである。高齢者に投資信託を販売した金融機関は、その販売手数料と委託管理手数料で継続的にうるおう構造となったんため、本来の貸し出し業務に積極性を失ったともいわれている。


振り込み詐欺などの事件も一向に減る兆しはない。


弱者がいじめられる力学が、社会全体に働いている。規制強化は富める者を保護し、弱いものから奪う力学になっているのではないだろうか?


そんな中で、そのようなおいつめられたセグメントである高齢者をターゲットにバーゲンを企画した会社もある。

円高還元セール実施=年金支給日割引も―ヨーカ堂(時事通信�

ショッピングは気分転換にもなるから、高齢者にとっても楽しいものだろう。むしりとられるばかりと感じる世帯主にとっても朗報だ。

よい動きだと思う。この機会に親子でいってみたら、会話もはずむのではないか?


2008年9月29日月曜日

メンタルヘルス 支援策

メンタルヘルスの不調で一か月以上休職している人がいる企業は6割以上。大企業250社を対象にまとめた財団法人労務行政研究所がまとめた資料からの報告らしいが、1社平均9.5人。

このうち大きな比率を占めるのがうつ秒。
休職すると経済的に困窮してしまうが、公的な支援制度もある。



  • 重度で、長期にわたり日常生活または社会生活への制約が認められれば、「精神障害者保健福祉手帳」を取得することができ、税金など軽減される。国の制度だが実務は都道府県。障害の重さによって、一級、二級、三級に分かれ、所得税や住民税については、本人または扶養者の課税所得から一定額が控除される(級により課税所得に差異がある)。また、級には関係なく預貯金の利息が非課税になるほか、相続税も優遇される。自律支援医療費(精神通院)の支給認定を受けている1級の障害者は通院などに使う自動車の自動車税、自動車取得税が減免される。地方公共団体によって、施設の使用料の減免、NTTの電話番号案内料の免除、映画館・園芸上の割引、携帯電話基本使用料などの割引など、特有の割引もある。自治体の福祉担当部署に聞いてみる必要がある。

  • 公的年金でも、支援制度がある。障害基礎年金の場合、二級の認定を受けると年間80万円弱(1級だとその1.25倍)の給付が受けられる。子供があいる場合その分の加算額がある。時候は5年で、申請が遅れれば本来給される分が全額はもらえないこともある。

  • うつ病に限らず、病気で休職すると、健康保険組合や政府管掌健康保険、共済組合に加入していれば、健康保険から傷病手当が支払われる。連続して休むと4日目から、一定の条件のもとで、給料の2/3に相当する額がでる。給付は最長で1年6カ月だ。
  • こうした経済面での支援策を使いながら、いずれは職場復帰も考えたい。各都道府県の地域障害者職業センターで、職場復帰支援を行っているのが、「高齢・障害者雇用支援機構」だ。企業でも独自の復職対策を行うところもある。事業主への支援もある。



うつ病患者の職場復帰プログラムには、「サイコドラマ」を利用することがある。日常の適応に障害を感じている場面で、その場面での役割を劇で演じてみたり、役割を変えて劇をしてみることにより、さまざまな立場での心理状態を理解していくものだ。認知のゆがみを正す方法だということだそうだ。

ストレスとどうつきあうかも重要だという。パソコンなど細かい作業だが、特徴的なストレスがあるので、それを上手に管理できるようになるとその分適応も早くなる。

復帰については、自己管理がうつ病になる前よりもできるぐらいになることが望ましい。乗り越えてまた強くなるという過程を踏ませるという意味合いだろう。

2008年8月10日日曜日

予算・症状・ニーズ別 最適介護

週刊ダイヤモンド2008/08/09の中に予算・症状・ニーズ別 最適介護フローチャートというページを読みながら、書いてみる。

介護には居宅か施設利用かという二つの選択肢をまず考えてみる。


居宅の場合、家族の常時介護が可能という状態だ。

その場合、以下のサービスがある。
  • 訪問介護(身体介護431円/30分以上1時間未満、生活援助223円/30分以上1時間未満)
  • 訪問入浴(1340円/回)
  • 訪問介護(訪問看護ステーションから446円/30分未満、病院・診療所から360円/30分未満)
  • 通所介護、デイサービス(介護度によって736円~1206円所要時間6-8時間)
  • 短期入所、ショートステイ(生活介護 介護度によって722-1018円(1日)
  • 生活・療養介護(療養介護 介護度によって871-1090円)

施設利用の場合、民間型と公共型になる。
経済的な側面から月20万円以上支出できるかどうかがカギとなる。
支出できるならば、民間の
  • 介護付き有料老人ホーム(入居金も必要)、
  • 住宅型有料老人ホーム(基本的に介護付きと同じだが、要介護度が高くなると介護付きより個人負担が増える)
という選択肢が増える。

支出できない場合は、次の選択は、終の棲家を探すかどうかという観点で分かれる。
もし終の棲家をさがしたいと思う場合以下となる。
  • 個室が希望な場合、民間を利用すると高専賃(高齢者専用賃貸住宅)に住んで外部の介護サービスを利用する。(月額利用料5-15万円+入居金)。玉石混淆で選別には要注意。
  • 個室が希望な場合、公共を利用すると、新型特別養護老人ホームに10人前後の小規模単位で生活する(月額利用料3万-15万円)
  • 個室でなくてもよい場合、民間を利用すると、グループホーム、認知症の高齢者向け施設だが要介護度が高くなると出される場合がある(8-13万円)注意点としては、要介護度が高くなると出される場合がある。
  • 個室でなくてもよい場合、公共を利用しようとすると、4人部屋で特別養護老人ホーム(1-6万円)だが、数100人待ちの狭き門だ。
そして、最後に終の棲家でない場合、以下の選択肢となる。
  • 介護老人保健施設・・・病院から自宅に復帰するためのリハビリ施設。基本は最長6カ月まで。(2-13万円)
  • 介護療養型医療施設(老人病院)・・・病状が安定している高齢者向けの長期入院型医療施設(5-15万円)ただし2011年には廃止予定。

2008年5月26日月曜日

喘息についてのリンク    特集 高齢者喘息の臨床的特徴とその対策

高齢者の喘息の現況が述べられている。
非アトピー型・重症喘息が多いという。

意外に、最近のガイドラインによるぜんそく治療が行われていない実態をみることができる。


特集 高齢者喘息の臨床的特徴とその対策

以下そのホームページの要所の引用

III.高齢者喘息の診断 

現在の高齢者層は第二次世界大戦後に青春時代を過ごし,喫煙治外法権時代の中で活躍した世代である。従って,慢性閉塞性肺疾患の合併例がかなりの比率を占めることから,肺気腫や慢性気管支炎と喘息による過膨張・器質性変化や過分泌の区別が困難な場合が多い。その為には画像,肺機能,喀痰中細胞,生検等による解析が必要となる。しかし一般臨床の場では,呼吸困難や喘鳴を伴う咳・痰が50歳以前に始まったとか,喫煙歴がなくて症状を発現する等の点を大きな拠り所とすることが多い。また生活習慣病や加齢現象で,心・血管由来の心不全症状が関与していないかも視野におく必要がある。その他,胃食道逆流症による気道収縮や,合併症に対する治療薬として投与されている関節炎に対する非ステロイド系消炎鎮痛薬(内服剤,貼付剤,スプレー等)や高血圧に対するACE拮抗薬,β遮断薬(内服剤),緑内障へのβ遮断薬(点眼剤)等によって症状が増悪することもあるため,合併疾患の治療薬には特に留意しなければならない(表1)。

IV.高齢者喘息の治療の現況 

高齢者喘息の基本的な薬物治療は,成人喘息のそれと何ら変わるところはない。即ち,前述のアンケート調査によれば,成人喘息患者には吸入ステロイド薬と徐放性テオフィリン薬が最も多く使用され,ロイコトリエン受容体拮抗薬や吸入β2刺激薬がそれに次いでいた。ところが,高齢者喘息群では経口ステロイド薬,徐放性テオフィリン薬,ロイコトリエン受容体拮抗薬が有意に高率に使用され,若年成人群に比べてガイドラインに準拠した治療が行われていない実態,即ち良好な管理下にない状況にあることが想定された。そこで,下記にあげる高齢者喘息特有の問題点も熟知の上で,根気よく患者教育に力を注いでテーラーメイド治療をこころがけたい。

V.高齢者喘息の問題点と対策 

高齢者喘息患者の治療・管理においては,以下の様な問題点がある。 

〈1〉成人発症型で非アトピー型が多数を占める為,アレルゲン対策のターゲットが見つかり難い。 

〈2〉胃食道逆流現象で胃内容物が食道へ逆流し易く,さらに気道へも流入して迷走神経反射で気道収縮が誘発される。また慢性閉塞性肺疾患や心・血管系の合併疾患に対する治療薬等,多くの増悪因子が潜んでいる(表1)。 

〈3〉非発作期でも症状が残存し安静な生活が妨げられ,治療不足と下気道全体のみならず肺実質のリモデリングによる肺機能低下も想定され,自然寛解は困難を極める。そればかりか,非喘息の高齢者に比べて健康寿命は短縮することとなる。 

〈4〉加齢現象(視力,聴力,理解力,意欲の低下,手技の未熟等)により,喘息病態や長期管理の必要性を理解することが難しくなる為,治療コンプライアンスが低下する。従って,より簡単で懇切丁寧な治療が望まれる(表2)。 

〈5〉急性発作時の対応が不十分であるばかりか,発作に対する不安感,孤独による失望感が病像を複雑にする。この問題は,近年の家族構成の変化,即ち子供との同居率が51%(2002年)に低下している現実とも密接に関連しよう。しかし,高齢者が望む2世代・3世代同居は現代では望むべくもなく,わが国の経済・教育・文化の流れが変わるのをじっと待つしかなさそうである。そのような心理的要因による喘息症状の修飾や多様化への対応を,多忙な外来診療の中で,個々の努力で補うことは至難の技である。今後,病診連携や家族を含む支援システムの要となる相談員(医療・福祉相談室)を質・量ともに充実させ,重症患者の療養施設を拡げる等,行政側からの対策が切に望まれる。

2008年3月21日金曜日

鹿児島市の特別養護老人ホーム

http://tokuyo.checknavi.com/46/201.html

http://www.komorebi.org/home/481-kagosima.htm

2008年3月14日金曜日

介護施設

以下の3つが介護保険が適用になる施設だ。
  1. 介護老人福祉施設(特別擁護老人ホーム) ・・・寝たきりや痴呆など、身体上あるいは精神上著しい障害があり、常時介護が必要な高齢者のための施設。日常生活の世話や機能訓練などのサービスが受けられる。 平均利用者負担月額56000円、一人当たりの居室面積は10.66㎡以上。利用者100人に対して医師(非常勤可)1人、看護師3人、介護職員31人、ケアマネージャー1人。医療ニーズには乏しい。医療処置が必要になると、通院したり、入院する必要がある。利用料が安いので、なかなか空きがでない。
  2. 介護老人保健施設  在宅介護と施設介護の両面からサポートするための施設。基本的には、入院して治療を受けていた人が、病状の安定により、治療よりも看護・介護・リハビリを必要とする場合に利用。家庭復帰を目的とした在宅と病院の中間的施設。平均医療者負担月額58000円。一人当たりの居室面積は8㎡以上。100人に対して医師1人、看護師10人、介護職員24人、理学療法士または作業療法士1人、ケアマネージャー1人。滞在は3ヶ月が目安。回転が早いので入居しやすい。一定期間後再入所できる。対処の見込みのある人は、一時的に自宅に戻ることができます。
  3. 介護療養型医療施設(療養病床) 急を要する治療を終え、長期にわたる療養を必要とする人のために作られた医療機関の病床。老人性痴呆疾患病棟、介護力強化病院もこれに近い施肥説で、介護保険の対象となる。平均医療者負担月額67000円。一人当たりの病室面積=6.4㎡以上。100人に対して医師3人、看護師17人、介護職員17人、ケアマネージャー1人。療養型病床と、老人性認知症疾患療養病棟のタイプに分けられる。療養型病床は、医療施設だが、機能訓練室や談話室、食堂、浴室などの設備があり、病室の面積も一般病棟よりも広い。老人性認知賞疾患療養病床は、精神科の病棟で、とくに重度の痴呆の高齢者を入所させる施設です。俳諧などの症状がある高齢者に、介護・慰労のサービスを提供する。平成23年までに廃止される
介護老人福祉施設にはなかなか入れない。そのときには「特定施設」の利用を検討する。
「特定施設入所者生活介護」が適用されるので、介護費用の9割が保険でまかなわれる。特定施設は、有料老人ホームやケアハウス、高齢者専用賃貸住宅があるが、一定の施設基準を満たしたものが対象となる。個室13㎡以上、設備:浴室、トイレ、食堂、機能訓練室、医務室が必要。生活相談員 入居者100人に対して、1人。要介護者3人に対して介護・看護職員1人(要支援者10人に対しては職員1人)、機能訓練指導員1人以上、ケアマネージャー1人以上、以上の配置が義務付けられる。

入居している施設を自宅と同じと捕らえ、その施設で受ける介護サービスを、「在宅介護サービス」として利用する。介護保険により1割負担ですむ。
  1. 有料老人ホーム 要支援で利用可
    • 介護付老人ホーム 介護が必要になっても、当該有料老人ホームが提供する特定施設入居者生活介護を利用しながら、当該有料老人ホームの居室で、生活を継続することができる。入居金500万円、月額20万円というところが多い。
  2. ケアハウス  要支援で利用可。基本的には、自立して生活できるけれど、ひとりでの生活に不安がある人が対象。全室個室の軽費老人ホームで、食事や入浴のサービスが受けられる。60歳以上が対象だが、夫婦の場合がどちらかが60歳以上であれば認められる。
  3. 痴呆対応型グループホーム   要介護認定が必要
健康な人でも入れる施設には以下のようなものがある。孤独から開放されて、助け合いながら楽しく生活できる施設だ。
  1. シルバーハウジング
  2. グループハウス
  3. 有料老人ホーム・ケアハウス
    • 住宅型老人ホーム  介護が必要になった場合は外部のサービス事業者に訪問介護などを依頼する。
    • 健康型老人ホーム 介護が必要になったら、契約を買いs序して退去。


ホームの入居費用
入居一時金 1500万円~8000万円程度。自分の部屋を確保して、有料老人ホームのいろいろな施設や介護を含めたサービスを終身利用できる権利に対して支払うもの。夫婦で入ると300-1000万円程度加算される。初期償却15-20%。償却期間は5年程度。
介護など一時金 一人当たり300-500万円が必要になる。これは、介護保険制度にもとづきうけられる在宅介護サービスにプラスされる、有料老人ホーム特有のサービスに対する一時金だ。

全国有料老人ホーム境に加盟している有料老人ホームでは、入居基金20万円程度を払う。老人ホームの倒産などで老人ホームをでなければならなくなった場合の500万円の補償がつく。

現金、

2008年2月16日土曜日

様々な介護のいろは

介護になじんでいる人だと、きっといろいろと気を使えるのだろう。でも、そのような状況に疎いと、相手の苦しみに気が付かない。そのような状況をできるなら回避するために、ものの本から様々な症状ととりあえずの対応策を拾ってみた。
介護を頼む部分も多いと思うが、人の気持ちを大事にして対応しなければいけない。

  1. 聞こえづらくなった
    1. 補聴器、コツ伝導電話機、助聴器
  2. 噛む力や飲み込む力が弱くなった
    1. やわらかい食材を使う
    1. 材料を小さくきる
    1. 煮る時間を多めにとる
    1. ミキサーにかける
    1. 汁気を多くして飲み込みやすく
    1. とろみをつける
    1. スープを小分けにして1回分ずつ冷凍しておく
    1. 介護食を用いる(のどごしのよさ、見た目がきれいで食欲をそそるおいしいもの、エネルギー・栄養の摂取)
    1. お箸や食器を持つのに不便 
    1. ホルダー付き吸い込み、お茶碗ホルダー、ぐりぷを曲げられるスプーンやフォーク、エプロン、ネットで「介護用品」で検索
  3. 歩行で不自由
    1. 杖、シルバーカーの利用
  4. 横になる時間が増えた
    1. 2-3時間後との体位変換
    1. 寝具、寝巻きを清潔に(湿気を除く)
    1. 寝巻き、シーツにしわをつくらない、糊付けをしない
    1. 布団の元にすのこを敷いて通気をよくする。
    1. 栄養状態を良好に(たんぱく質とビタミン)
    1. 1日1lの水
    1. 予防用具(エアーマット、無圧布団、円座、ムートンなど)利用する。
    1. 介護保険の対象となる床ずれ防止用具は、送風装置または空気圧調整装置を備えた空気マット水などによって減圧による耐圧分さkんこうかを持つ全身用のマット
  5. 着替えの交換時に留意したいポイント
    1. 室温を22-24度に保つ
    1. 部屋のカーテンを閉め、肌の露出を部はタオルなどで覆う
    1. 片麻痺がある人は、麻痺のないほうから脱ぎ、きるときは麻痺のあるほうからきる。
    1. 肌の状態(失神や床ずれなど)をチェックして体を動かして痛みがないかチェック。
    1. 声をかけながら、極力自分で行うようにしむける。
    1. 介護者は手早く済ませてあげることがコツ。
  6. 入浴
    1. 5分以内、39-40度
    1. 部屋と浴室、浴室と湯の温度を少なくする。二番湯にはいるなど。
    1. 滑りやすい床、段差に注意
    1. 入浴できないときは、清拭やシャンプー
  7. 尿漏れ
    1. 医師に相談
    1. 日常の生活では、体重コントロール、便秘を避ける、水分をたっぷり摂取、清潔にする。
      1. 排泄総合サイト「まるnavi」
    1. 排泄に関する情報を提供、排泄用品、販売店を探せる。
      1. 日本コンチネンス協会本部事務局
      2. 03-3301-0725、0761-23-7303
    1. ボランティアが相談に乗ってくれる。
  8. トイレ
    1. 洋式がしやすい。
    1. ポータブルトイレ、尿器の検討。
    1. Tシャツや古タオルなどをたくさん用意して、カットしておき、お知りが汚れたら、それを使い捨てにする。
    1. 台所洗剤などの空き容器を洗い、それにぬるま湯を入れて、陰部の洗浄時に利用する。
    1. 差し込み便器には尿取りパッドをセット。使用後には弁も尿もパッドごと処理。

2008年2月10日日曜日

NHKスペシャル 闘うリハビリ

脳梗塞で麻痺しても、その後機能を改善する可能性があるという報道があった。

一般的に脳がつかさどると考えられているからだの機能の一部が、何らかの病気や外傷などによって失われると、体に麻痺などの症状がのこる。でも、本来の機能回復を目指すことにより、体の神経は別の道を求めて修復作業を進めるという内容だ。

人間は可能性の存在だ。

その可能性を促進するためには何が必要なのか?

麻痺のある手を使おうとするといやになってやめてしまう。その心理学的な面に目を向け、アメリカで開発された療法が紹介された。強制して麻痺した部分を使うようにしてみるCI療法というものだ。
6時間以上2週間にわたって訓練をする。わずかにつながった脳への神経を活性化する。脳の中で生きている部分がだめになった部分を補おうとする。この動きを活性化するのだ。

日本ではCI療法は5年前から行われている。
麻痺した腕が、10度以上曲げられる人が対象らしい。自由に動くほうには手袋をして使えないようにする。16項目にわたってさまざまな動きを強制される。
患者は、疲れると訴える。
が二週間続けると、明らかに運動機能の回復が見られる。

現実には、このCI療法からその後のリハビリが必要だといわれる。

アメリカでは、エキサイトというリハビリの追跡調査が続けられ、その効果の確認をしているという。

生きているうえで、自分が少しでも、成長・回復しているという機会を得られることは大事だ。そしてそれが、自らの尊厳とプライドを尊重しつつ行うにはどうしたらよいのかを考えていくべきだ。

2008年2月9日土曜日

認知症の兆候と対応

同じことを言ったり、聞いた入りする。ものの名前が出てこなくなった場合、精神科、神経内科、脳外科、物忘れ外来で診察を受ける。
アルツハイマー病研究会会員認知症診療施設

どんな変化がいつごろからあるか?気づいたのは誰か?他に気になる症状は?既往症は?どんな薬を現在飲んでいるか?肉親の病歴は?というところだ。
症状としては、以下のとおり
出来ていたことが出来なくなった(計算、日常の仕事)、時間や場所の感覚がわからなくなった、慣れているところで道に迷った、ささいなことで怒りっぽくなった、いぜんよりもひどく疑り深くなった、日課をしなくなった、身だしなみに気をかけなくなった、すきだったものに対して、興味・関心がなくなった。同じことを言ったり聞いた入りする、最近の出来事が思い出せない、ものの名前がでない、人と会う約束や日時を忘れる、大事なものをなくしたり、置き忘れたりする。水道やガス線の閉め忘れが目立つ。

認知症のチェックテストなどの検査を受ける。
認知症と診断されれば、今後の見通しや治療方針を聞き、必要に応じて、介護保険の認定を受ける。

本人への告知すると、積極的に予防や治療に取り組むようになるケースがあるが、逆にパニックになる場合もあるので、気をつける。
要点を絞ってゆっくり話す。いらいらしたり、どなったりしてはいけない。語らせておき、訴えには逆らわず、間違いは許容して、その気持ちを知ることが必要。自尊心を傷つけない。
対応については
ぼけ110番による無料の電話相談「ぼけ110番」(休日を除く月・木曜10時~15時。専用番号0120・654874)
明日の看護を考える会 http://www.asukan.jp/index.html

認知症に対応した介護サービスを受ける場合、介護保険の認定を申請する。
認知症に対応した施設は、グループホーム、介護老人福祉施設、介護療養型施設、ケアハウス、有料老人ホームだ。
認知症に対応した介護サービスは、訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、デイサービス、ショートステイ、居宅療養管理指導。
なかでも、「認知症対応型通所サービス(認知症デイサービス)」は、日中施設に通い、入浴や食事、レクリエーションや機能訓練などを受ける日帰りのサービス。自宅まで送迎もしてくれる。「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」も検討する。認知症を持つ高齢者が9人以下の少人数で共同生活をしながら、入浴、排泄、食事などの日常生活上のお世話、機能訓練をしてもらえる施設で、形態としては、民家型、アパート方、ミニ施設型など、さまざまだ。

判断力の低下は、悪徳商法にだまされないか心配な場合、成年後見制度を利用して、本人に変わって法律行為を行う。法廷後見制度と任意後見制度がある。また法廷後見制度は、後見、保佐、補助の3つに分かれ、判断能力の低下の程度など、本人の事情に応じて制度が選べる。法廷後見制度では、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人(成年後見人、保佐人、補助人)が、本人の利益を考えながら、代理となって解約などの法律行為を行い、安心して生活できるように支援する。
任意後見制度は、本人が十分な判断能力があるうちに、将来、判断の雨竜区が低下することを想定して、あらかじめ自分が選んだ代理人(任意後見人)に、自分の生活や財産管理に関する事務を任せるもの。

金銭管理が心配な場合、地域福祉権利擁護制度を利用する。地域福祉権利擁護センター。福祉サービスを利用したい場合のサービスの種類や手続き方法がわからないときに、情報提供やアドバイス、苦情の解決の手助けをする。
日常の金銭管理サービス。預貯金の引き出しや公共料金の支払いが出来ないときなどに、金融機関に行って支払いや受け取りの代行をしたり、生活費チェックなどをしてくれる。
書類などの預かりサービス
通帳や印鑑、年金証書、各種権利書などの重要な書類を預かり本人に代わって保管してくれる。

2008年2月2日土曜日

鹿児島の交通

鹿児島交通タクシー株式会社 本社営業部
鹿児島市泉町16-16-2F
TEL:099-226-6666 FAX:099-224-4333

玉里交通㈱ 玉里1-31 0120-701522
223-1522
タイセイ交通㈱ 西田2-21-22 0120-056782
255-1100
南国タクシー㈱ 東千石8-29 0120-226151
㈹222-6151

http://www.kaigo-navi.info/yomi.cgi?kt=08_07_09&mode=kt

http://roujinfukushi.com/

http://www.kaigo-site.com/sub2/kagosima.html
http://kaigo.i-yoshida.com/2006/12/post_303.html

介護保険制度 保険外制度利用の例

  • 保険外サービス
8:00-17:00 900-1000円
要介護450万人 要支援は1/4
介護予防重視となった。

腰の慢性的な痛み 要支援1の例。
訪問介護週1回 ホームヘルパーには掃除、掃除機がけと床ふきを依頼している。1時間
週一度施設でのサービスも利用。介護予防通所リハビリテーションで筋力トレーニングを利用している。3時間。
4138円/月となる。頼みたいことが多い時には、すぐに時間がたってしまい、不満もある。
利用限度額5万1500円に対して4万1378円
訪問介護週1  13080円/月、
通所リハビリテーション 28289円/月 運動機能向上加算含む
その1割が負担となっている。

改正により、定額制が導入された。
サービスごとに、金額が設定されているが、それを組み合わせて加算していくと、限度額を消化していくにはちょっと融通が利かない。
介護保険で提供できるサービスの区分けが厳しくなった。
訪問介護でできること・できないことが明示された。
リハビリの手伝い、部屋の掃除、調理の手伝いはOKだが、草むしり、窓拭き、かぞくの食事作りは駄目。身近に援助してもらえる人がいないということが大原則。利用者の状況、同居でも仕事をしているケースがある。日中一人暮らしで、支援を受けることによって本人の活動がひろがるという場合はサービスが提供される。
何が必要で何が必要でないかを最初に考える。

保険外のサービス。
10年前に脳梗塞をわずらい要介護2の認定を受けたが、身体機能回復と判定され、要支援2に変わった。週5回の訪問介護が週2回に変わった。
NPO福祉亭生活サポート隊の介護保険を使わないサービスを利用する。週1回1.5時間、炊事や掃除を手伝ってもらう。保険が適用されないが、このサービスには玄関の掃除や窓拭き、カーテンの洗濯も依頼できる。
介護保険だとサービス介護計画によって規制されますので、その中でしかできない。自分のその誤記の状況に応じてやってもらえる。NPOと有償ボランティアにより2日を加える。保険で、2616円、NPO7080円、ボランティア6000円/月で、あわせて15000円になる。を利用し


窓拭き、くさむしり、訪問理美容、外出支援、配食サービスがある。
保険外サービスは、NPO・ボランティア、民間事業者、市区町村・社会福祉協議会で行っているが、地域包括支援センターで相談できる。

希望の支援を受けるポイント

不満や苦情は我慢しない。
介護保険だけに頼らない。
ケアプランを見直す。

2008年1月20日日曜日

介護のサービス利用

市区町村の福祉担当課か、地域包括支援センターに相談する。
鹿児島の地域包括支援センター
鹿児島市役所の総合案内コールセンター

介護保険のサービスを利用するには、市区町村から「介護が必要」との認定を受けることが必要。
そのための申請は、本人か家族、あるいは民生委員などに代行してもらうこととなる。
申請の際には、被保険者証、認印が必要。主治医の氏名、医療機関名、所在地、電話番号を記入するようになる。また、主治医に認定に必要な「意見書」を作成してもらう。

大きくは「在宅サービス」と「施設サービス」に分けられる。
第一号被保険者(65歳以上)、第二号被保険者(40歳以上65歳未満)に分けられ、利用するには、第一号被保険者で寝たきりや認知症などのために、入浴、排泄、食事などの日常の生活動作につねに介助が必要な人、
第二号被保険者で初老期認知症、脳血管障害など老化に伴う特定疾患によって介護や支援が必要な人だ。

公的介護保険の自己負担額は1割。
金額のおよそのイメージは下記によく整理されている。
http://www.jili.or.jp/lifeplan/event_type/lifesecurity/nursing/8.html

要介護認定を申請し、1週間ぐらいすると市区町村委託のケアマネージャーか市区町村職員が、本人の過程を訪問して、面接調査を行う。訪問調査は1時間の聞き取り調査になっている。その後コンピュータで判断した「1時判定」と調査員が書いた「特記事項」、「主治医の意見書」の3つで総合的に検討され,
「要介護度」が決定する。
認定通知は至急限度基準と同時に1月ほどで送られてくる。
認定結果に不満のある場合は、都道府県ごとに設置された「介護保険審査会」に審査請求できる。

介護には

介護予防事業(地域支援事業) 介護認定なしでもOK
介護予防サービス(予防給付)  要支援
介護サービス(介護給付) 要介護

認定を受けるとケアマネージャーにケアプランを作成してもらう。
ケアマネージャーを決める時にはいかに注意したほうが良い。
日常生活での困っていることや利用者の要望に対して、十分に耳を傾けてくれる。不服や疑問があれば、納得いくまで説明してくれる。
サービス開始後も、電話や訪問アンドで状況を見てくれる。
際ービス内容やケアプラン、または、ケアマネージャー自身に不服がある場合には、いつでも変更してくれる。
納得できないことや不満に対して、苦情申し立てなどができる公的機関があることを教えてくれる。市区町村独自のサービスやボランティアなど、介護保険外で利用できるサービスについても心身になって相談に乗ってくれる。

ホームヘルパーが介護の必要な人の家庭に来てくれて、日常生活の手助けをしてくれるのが、「訪問介護」。サービス内容は以下のとおり
  • 「身体介護(食事、水分補給の介助、衣類などの着替え、寝たきりの人の体位交換、排泄介助、入浴介助、身体の清拭、先発、足浴、外出介助(買い物、通院)など)」と
  • 「生活援助(調理、買い物、掃除、選択、布団干しなど)」。http://www.shigotokan.ehdo.go.jp/jjw/servlet/gaisetsu/nanikana?jobID=0000025

このサービスは要介護者だけが利用できる。
要支援者の場合には、「介護予防訪問介護サービス」を受けることができる。「地域包括支援センター」で計画表を作ってくれる。

特別擁護露人ホームやデイサービスセンターなどの施設に日帰りで行き、食事、入浴や日常的な世話をしてもらうのがデイサービス。レクレーションもある。

通所リハビリテーション(デイケアサービス)では、医師の指示のもとで、理学療法士らによるリハビリが受けられる。病院や老人保健施設が提供するサービスで、医療管理が必要な人が利用する。「要支援」の人は、「介護予防通所介護」と「介護予防通所リハビリテーション」がある。


認知症対応の施設、重度者た末期がんの要介護者を受け入れ、看護師が常駐する「療養通所介護施設」もある。

口腔ケア

介護者が何日か家を空ける時や気分転換に、施設に短期入所するショートステイサービスを利用する。
介護老人福祉施設(特別擁護老人ホーム) 状態が安定している場合
介護老人保健施設  医療ケアが必要な場合
介護療養型医療施設(療養病床) 医療処置が不可欠

小規模多機能型居宅介護サービス 地域密着型のサービス
通い(デイサービス)を中心としながら、必要とあれば通いの時間を長くしたり(延長デイ)、随時利用社宅を訪問したり(ホームヘルプサービス)、時には泊まり(ショートすティ)もできるようにした、まさに、「利用者のニーズに応じて24時間365日の安心を確保する」サービス拠点。。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と組み合わせる場合もある。
要介護度別に1ヶ月の定額制となっている。利用料のほかに、食費、宿泊費、おむつ代などがかかる。
このサービスを利用すると、福祉用具レンタル以外の在宅sあービス(訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導など)は受けられない。

夜間対応型訪問介護は、夜間における定期的な訪問介護員などの巡回または通報による訪問により、利用者の排泄の介護、日常生活上の緊急時の対応、その他の援助を行うもの。
サービス利用者は、ケアコール端末を持ち、夜間に介護を必要としたとき、この端末から常駐オペレーターに通報することにより、オペレーターからの連絡により訪問介護因果訪問する。

訪問リハビリ:1日あたり500円、医療保険でも可能医療機関や介護老人保健施設で受け付けてくれる。訪問看護のリハビリテーションでも利用できる。
  • 理学療法士(PT) 医師の指示のもとに、心身に障害がある人に対し得t、主としてその基本動作・運動能力の回復を図るため、マッサージやたいそう、温熱・光線・電気療法・スポーツなど物理的な治療を用いてリハビリテーションの指導や助言を行う。
  • 作業療法士(OT) 理学療法士が物理的な危惧を用いて患者のリハビリを行うのに対して、医師の指示のもとに、心身に障害がある人に対して、手芸・工芸などの作業を通じて、社会に適応できる能力の回復を図る。
  • 言語聴覚士(ST):音声、言語、聴覚などの機能に障害がある人に対して、その機能の維持向上を図るため言語練習やsの補完練習、それに必要な検査および助言・指導・援助を行う。

福祉用具が必要なときは、介護用品のレンタルができる。ポータブルトイレや入浴用品は不可。
在宅介護支援センターや保健所で相談にのってもらう。レンタル料は吹く用具事業shが決めた価格の1割を負担する。(運搬費用や組み立て代も込み)。購入費用は年間10万円が上限。都道府県指定の福祉用具事業者に全額を支払い、あとで市町村に申請すると、購入費の9割が戻る。

車椅子、車椅子付属品、特殊寝台、特殊寝台付属品、床ずれ防止用具、体位変換器、手すり、スロープ、歩行補助杖、認知症老人徘徊感知器、移動用リフト

生活向上のための自宅のリフォーム20万円を限度に、改修費の9割支給。
市区町村お助成金制度もある。

訪問入浴

「居宅療養管理指導」通院が困難方に対して医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士、管理栄養士が家庭を訪問して療養上の管理や指導をしてくれるサービス。訪問医師による医療器具の使用方法の指導、また歯科医師はいればや口腔内のチェックを、薬剤師は情服して飲んでいる区するがないかをチェックするなど。ケアプラント別枠

2008年1月14日月曜日

家事サービス

遠方に住んでいると、体調が悪い場合などすぐに手を差し伸べられない。
その時にたよるものは、家事援助サービスの検討や介護保険サービス。
随時見直しをすることが肝要だ。
「家事援助サービス」や「清掃サービス」では、1時間800円~が相場。

家事サービスとしては
食料品や日用品などの買い物、食事のしたくと後片付け、掃除、整理整頓、衣類の洗濯、布団干し、散歩、話し相手、通院などの外出介助

清掃サービスとしては、掃除(部屋、台所、風呂、トイレなど)、窓拭き


ちなみに、鹿児島での状況を調査してみた。

ダスキン  単純な家事サービス高齢者支援サービスがある。
http://mm.duskin.jp/index.html
高齢者支援だと1890円/時間。 1日2時間、週3回として年間約60万円だ。

http://kaji.kazumino.com/
http://www.kanka.or.jp/


(有)中野家政婦紹介所
TEL 099-222-6214
〒890-0016 鹿児島県鹿児島市新照院町5-2 
家事支援サービス、看護師・家政婦紹介所、ベビーシッター
1000円/時+13%経費+交通費  2時間から
前日以前に調整するとスムーズにいくらしい。
およそ10日毎に、清算。基本的に成果分に対して請求を受け、支払う。


日本看護家政紹介事業協会鹿児島支部
TEL 099-222-6214
〒890-0016 鹿児島県鹿児島市新照院町5-2 
家事支援サービス、看護師・家政婦紹介所

介護たすけあいホームページ
日本地図からの検索とキーワード検索で全国の介護色・配色事業者を検索できる。


鹿児島市地域包括支援センター城西
住 所 鹿児島県鹿児島市薬師1-16-9
電話 099-813-0130

遠方の父母の介護

ものを送る手段
60cm2kgまでは同料金なので最大限生かして使う。
料金は
クロネコヤマト  http://www.kuronekoyamato.co.jp/
ゆうパック  http://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/charge.html
佐川急便 http://www.sagawa-exp.co.jp/service/ryoukin/budjetserch-culc.html
にて確認。

通販の利用も考える。
ケンコーコム http://www.kenko.com/
楽天 http://www.rakuten.co.jp/

高齢者の心の老化

心の老化は、脳細胞の老化やストレスによって心の症状として現れるらしい。高齢になって、ひがみっぽくなった、怒りっぽくなったなどの性格の変化も、心の老化現象のひとつだそうだ。
記憶力 老化によって記憶力は衰えやすく、特に新しいことを覚える習慣の無い人は衰えのスピードも極端に早いという。
性格 被害妄想が強くなったり、逆に穏やかになったりと、人によって変化の様子は異なるそうである。
感情 やる気や情熱は年をとるとともに弱まっていくというのは今の自分ですらそうだし、もちろん、忍耐力も弱くなるというのも理解できる。。

また、喪失体験というのは心に大きな影響を及ぼすらしい。これも実感できる。高齢者の場合で起こりがちなことは、定年退職によりその職場で持っていたすべての人脈や権限を失うことや、友人や家族が死んでいくことだというが、それも理解できる。さらに、今まで自分で出来ていたことが老化現象や病気によって自分で出来なくなると、将来への不安が大きくなり、うつ状態に進展するケースがあるそうだ。
高齢者のうつ病の特徴は、生きがいやあらゆるものごとへの興味の喪失、漠然とした不安感を訴えるケースが多いとことだ。不眠、倦怠感、食欲不振などの、身体症状が目立つことも特徴だ。みんなが悪口をいっているというような被害妄想にまで発展することもあります。
そのため、認知証と誤解されやすく、周囲があまり関心を向けないために、自殺医いたるケースもあるらしい。うつ病はきちんとした治療で回復します。なるべく早く抗うつ剤の服用などの治療を受けることがいいらしい。また、がんばれというはげましやもっとしっかりしてなどというしかりつけは逆効果。のんびりやりましょうと心を落ち着かせるように促すことが必要。
うつチェック
毎日充実感がなく、投げやりになっていないか?
ものごとに興味が持てないようになっていないか?
今まで楽しんでいたことが、楽しめないようになっていないか?
自分は役に立たないと感じ、役割意識がなくなっていないか?
身体がいつも疲れたようにかんじていないか?

年をとるにつれて睡眠に変化が現れ、全体的に睡眠が浅くなり、断片的になるような睡眠障害が起こる。これも重度であれば、精神科や心療内科を受診すべきだ。無呼吸症候群というものも疑ってみる必要がある。不眠を改善するには、昼間積極的に活動すること、日中に光をたくさん浴びること、眠くなってから布団にはいることを実践していくことが必要である。

体の自由がきかなくなり、孤独は不安を感じることが多くなる。その不安が大きくなると、時に日常生活に支障をきたすことがあるという。「不安障害」現実とは関係なく、いつも不安感や心配事があり、必要以上に恐怖を感じてうまく行動できなくなる。また、時間や場所を問わず、突然強い不安や恐怖感に襲われ、同時に同期や発汗、ふるえ、冷や汗、息苦しさ、胸痛、吐き気、めまい、死への恐怖感、しびれなどという症状がいくつか現れる「パニック障害」という病気もある。
1回の発作は30分くらいでおさまるが、しばしば繰り返すことがあり、再び発作が起こるのではないかという不安を感じるようになる。これらの症状が現れるときは、必ず専門医に相談して、抗不安感などを処方してもらう。
神経症には、社会不安障害(恐怖症)、強迫性障害()、心気症(体の不調を重病と思い込む)がある。
幻覚、幻聴は、女性に多いらしい。
聴力や視力などの感覚器の障害から、認知力は判断力にゆがみが生じるとも考えられている。
幻覚は幻聴が多く、自分の悪口をいわれていると思い込んで訴える。一方、妄想は頭に浮かんだ考えを強く信じ込み、まわりの人がいくら説得しようとしても聞く耳を持たない。財布や通帳などの大切なものを盗まれるといった被害妄想が多い。
幻覚も妄想も本人にとっては、今まさに体験しているまぎれもない現実だ。だから、訴えている内容に対して頭ごなしにひていしたりすると、状況をさらにあっかさせるだけだ。物がなくなったと訴える時には、まずは一緒に探してあげるといいでしょう。
一人で暮らしていたり、親しい人や家族がいないなど、社会的に孤立した状況にいる人が多いといわれている。
性格的には、もともと猜疑心や被害者意識が強い人が多いらしい。
感覚障害、難聴や視力しょうがいなどの感覚器官に障害を持つ人が多く、これが社会的な孤立をいっそう深めている。

せん妄 一種の意識障害で、昼間はいつもと同じようにまわりの様子がよくわかって落ち着いていたものの、夜になったら突然そわそわと興奮状態に陥り、話がまったく通じないような状態になる。
夜になってせん妄が現れるときは、「夜間せん妄」といわれています。
せん妄があると、意識障害のために、集中力や注意力を保つことができず、任地証と間違われやすいのですが認知症よりも急激に発祥するのが特徴のひとつだ。また、飲んでいる薬が原因になることもある。せん妄の症状が現れるときは処方されている薬を確認することが必要。
発祥したら、明かりをつけて片をゆするなどして目を覚まさせ、気分を落ち着かせるようにしましょう。
せん妄に伴う症状としては、記銘力障害、見当識障害(日付や時間、今いる場所がわからなくなる)、集中困難(会話や行動にまとまりがなくなる)、気分や感情の不安定(寝ぼけている状態から、突然、興奮・・攻撃。怒り・恐れなどの感情を前面にあわらわす)、他動(体を動かし、落ち着かない)、5睡眠障害(夜は興奮状態で一睡もせず、逆に昼間は寝る)、錯覚や幻覚(天井や壁の汚れをねずみだと主一混んだり、ちょっとした物音が自分を脅迫する声だと間違えたりします)

病院と診療所

診療所は、入院設備がないまたはベッド数19床以下の施設。
軽い病気か、初期医療の外来を中心に医療行為を行う。
専門的な治療が必要な病気かを判断する機関でもある。
診療所をかかりつけ医として持つことは一般的に薦められている。
急な病気や怪我の時に、指示を仰ぎ、急場の判断をまかせられる。症状に応じて適切な専門医を紹介してくれる。病気の予防、健康増進のために生活習慣のアドバイスをしてくれる。病気を早い段階で発見できることがある。安心して在宅療養が行える。という点がメリットとしてあげられる。
専門医に紹介してもらう際には、紹介状や報告書を書いてもらう。紹介状は正式には「診療情報提供書」と呼ばれ、患者の病名や治療内容、経過などが記されている。

病院は入院ベッド数が20床以上で入院医療が主体となっているもの
救急医療や専門医療、高度医療を専門とする大病院から、診療所のような昨日を持つ小さな病院まで様々な形態がある。
大学病院--大学の医学部、歯学部に付属しているもの(教育・臨床・研究機能を持つ。総合病院であり、高度先進医療の推進のため、地jy手う十病院として認可を受けていることが多い。学生の実習先であり、就職先でもある)、
特定機能病院(高度の医療提供、高度の医療技術の開発および評価、高度の医療に関する研修を行う平成4年に構成労働大臣が承認した病院)、地域医療支援病院(地域の中核的な病院で200床以上、病院の設備や機械等の共同利用、救急医療、医療従事者に対する生涯教育など、その資質向上を図るための研修体制を実施する病院)

病院に行く前に、診療所で一度診断を受けることがしばしば薦められている。
かかりつけの診療所や一般病院を受診し、紹介状をもらって受信する。
紹介状が無い場合は、初診時に初診料など保険診療に関する費用のほか、特定療養費(自費)が要求される場合がある。大学病院では特別料金として5250円(税込)を請求されることが多い。

けが・病気で家族が倒れたらどうする?

重症の場合、救急車119を呼ぶ。救急隊員には以下の点を伝える。
救急車が来るまでに起こった容態の変化、応急手当の内容、持病・かかりつけ病院・過去の病歴・服用中の薬、搬送してもらいたい病院名と所在地。
サイレンの音が聞こえたら外にでて誘導。
持っていくもの----健康保険証、お薬手帳、服用中の薬
留守宅----施錠、伝言、近所への連絡

軽症の場合、かかりつけ医へいく。(日ごろから主治医を作っておくことが肝要)
休日・夜間に診療してくれる「休日・夜間急患診療所」or「在宅当番医」へ連絡する。
「休日・夜間急患診療所」は日本医師会のホームページにも掲載されている。
http://www.med.or.jp/kakuti/kakuti/link.html

地元の医師が交替であたる「在宅当番医」制度がある。
消防署に電話すれば、本日の当番医を教えてくれる。

民間救急サービス(民間患者等搬送事業)の利用も考えられる。
消防庁の指導基準に基づいて、緊急性の低い人の入退院、通院、転院、社会福祉施設への送迎時などに利用できる。温泉治療やリハビリテーションへの移送、病気時の引越し、病気時の家族との小旅行、病気時の冠婚葬祭へのさんれる、病気時の空港や駅までの送迎、レジャー先での事故などのときは便利だ。事業者により異なるが、距離だと7.5km 時間だと30分で3700円くらいが目安だ。
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